メンズスタイル

こんにちは。中村です。

今回は女子から見たジェントルマンスタイルについて。

私が既に女子ではないことは置いといて……。

 

 

イギリスに住んでいる時のことです。

撮影の無い日、榎田はメンズスタイルを極めるべくジェントルマン専門の理容室に勤めていました。お客さんは英国紳士のみ。本物のジェントルマンスタイルを研究していました。

私は特に興味もなかったので〝そんなのもあるのか〜〝くらいに思っていました。

 

メンズモデルでの撮影の時に、何度もジェントルマンスタイルを作っているのを見てました。その時も私は、普通にふう〜ん。と思って見ていました。

 

しかし、日本に帰ってきて日本でのメンズのスタイルを見たとき、え〜〜!!全然違う〜〜〜!!!(怒)と感じました。

 

本音トークで申し訳ないのですが、日本での大半のメンズヘアースタイルが全然かっこ悪い!(怒)と思いました。

特に気にもせず見ていた私でも違いが分かりました。

分け目の位置も!分け目の角度も!刈り上げの高さも!!刈り上げの角度もも!!!全体から発する匂いも!!!!!すべて違います!違いすぎます!!!!

Oh my god!  Completely different!!!!なんじゃい!

それと、刈り上げが高い方が勝ち!みたいな変な風潮もやめましょう。

どうせやるなら、かっこ良い方の高い刈り上げにしてください!

 

イギリスではメイクを主にしていたので、カットをすることから離れていた分、少しヘアースタイルについて客観的に見れるようになりました。

メンズカットに必要なものとは、うまく言えませんが匂いみたいな、雰囲気みたいなものが少しプラスされていなければなりません!

メイクでも、この人うまいなあ〜と思う人はおしゃれな訳でもない、左右対称にこだわる訳でもない、技術が特に上手いわけでもない。でも匂いと雰囲気を上手に嗅いで表現できる人のことでした。

 

松平健のちょんまげスタイルのように、その人にピタッとフィットしているという事が大切なのです!

 

私は毎回榎田の髪を切っている時、ボロクソ言われています。

私はまだまだ、ジェントルマンスタイルを作るのにはこだわりが足りないようです。

こだわりとは、細部を大事にすること。 これは本当に好きで勉強した人しか分からない所です。 分かる人には分かるよね!ってやつです。

ボロクソ言われた時、怒って間違えたふりして、トップの髪にバリカンを入れてやりたいところですが、切られる立場の時、こんなにこだわりとプライドを持ってカットされるなんて幸せだなぁ〜と思い、その手をギリギリで止めています。

 

カットの場合は一ヶ月くらいはそのままで過ごすわけですから、技術はもちろん大事です。

個性的な髪型ももちろん好きですし、、似合ってなくてもすごくしたいんなら全然OK!

でも、変わった髪型なもの勝ちではありません。

何の変哲も無い髪型にこだわりと、プライドと、匂いと雰囲気をプラスすることにはあなたが思っている以上に素敵なものですよ。

 

339に素敵な髪型の匂いを嗅ぎに来ませんか?

 

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榎田作

何の変哲も無いスタイルに、色々なものが詰まっております。

 

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