こんにちは、中村です。
最近、雨がすごいですねぇ。
水不足も困りますが、降りすぎるのもどうかな、と。
皆さん、如何お過ごしでしょうか?
先日、写真の整理をしていると、ん??っと、あることに気がつきました。
成井が339で働き始めてからというもの、彼女のライフワークである、お店の階段の下に置く用の看板(黒板)の絵を描いてくれています。
ちょっと見てみましょう
まずは、看板初期の頃。
↓
ポップ! POP! The pop !
軽快でいいねぇ〜! 軽やか! ノってる感じがする!!
季節でいうなら春!爛漫☆
心地の良い風の中、階段を登ってお店を覗いてみると、明るいスタッフが楽しげに笑顔で迎えてくれそうな、そんな明るい雰囲気があります。
お店の看板にぴったし!
では、最近の看板も見てみましょう!
↓
ん? なんじゃこら!
漢字で表すなら暗(アン)。
この物哀しさは、一体?
なんでしょうね? このテンションの落差は。
特に最後のやつが一番凄い。 アンダーグラウンドが溢れてる。
きてますねぇ〜。
まさに迎えてくれるスタッフの笑顔の奥に、一種の暗い影を感じずにはいられない、なんとも言えない物哀しさが漂っています。 ユラユラと。
どういうことか?? 何があったんだ!と思い、成井に尋ねました。
すると、思いもよらぬ答えが。
「最初の頃は、チョークで書くことに慣れてなかったからヘタウマのポップな仕上がりになってたんですよ〜!」
「今は線を描くにしても上手くなってしまってしまい、”妙” な陰影が出てくるんですよね〜」
とのこと。
妙か。
なるほど。
色々あるんですね。
正直、意に反する明るくポジティブな答えで、ホッとしたというか、なんだか私自身も救われたような気がしました。
これらの絵の変化は、心の根底から出たものではなく、単に技術面での話だったようです。
このままではミーティング必至か!と思った私ですが、なんとか回避できそうです。
でも、よく考えてみると、
上手くなった=描きたいものが表現出来るようになった=心のままに、、、
ん? ん?
やはり不安が拭えないので、今回は出来るだけポップ☆な明るい看板描いてみて!と、明るくお願いしてみました。
それが、これです。(汗)
本当に大丈夫か?? ミーティング、する?
頑張って精一杯のポップさを出そうとした彼女の努力は感じることはできます。
が、アンダーグラウンド感が増しただけと思うのは私だけじゃないと思います。
なぜでしょう?
この絵の裏にある、切ない物語を想像してしまうのは。。。
これが技術なんだろうかどうかは判断しかねますので榎田に相談したところ。
「ピカソにも色々あるやん? いろんな時代が。」と、ポジティブ発言。
しかし、彼のどこか引きつった表情を私は見逃しませんでした。
このまま吉と出るか狂と出るか?‼︎
次回作、乞うご期待 ☆ ☆ ☆ ☆
ピンバック: kanban 16 | 339 hair & make