疎水トリートメントとは?

今月から、自分達の【誰が見てもキレイな髪作りの為】のこだわりを続ける為に、価格改定しております。

ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。

 

それに伴い、新しいトリートメントメニューが加わりました。

今大流行中の ”酸熱トリートメント””疎水トリートメント” です。

 

今日は疏水トリートメントの凄さをを皆さんに知って欲しく、簡単に説明をさせていただきます。

 

髪の毛とは、ダメージすればするほどキューティクルが剥がれ落ち、内部のタンパク質や脂質やもっと他にも色々と大事なモノが溶け出していきます。

それによってダメージが加速していき、あつかいにくく、見た目も手触りも悪い毛髪に近づいていきます。(もっと詳しく知りたい方は、ケミカル担当の榎田までどうぞ!)

そして、ダメージしてない(カラーやパーマ等してない)のに髪の毛の手触り、ツヤがよくない場合も多々見受けられます。

痛んでないのに、痛んで見える、感じる。

それはクセ毛です。

クセ毛=ウェーブだけではありません!

気になる場合は、まず信頼おける美容師さんに相談の上、縮毛矯正をするのが一番良いと思います。

クセはトリートメントでは伸びません(日本の場合。薬機法で色々と決まりがあるから、海外ではトリートメントで癖が伸ばすことが出来る国もあります)!

 

話がそれましたが、疎水トリートメントです。

図で説明します!

これが健康な髪

この髪がダメージすると!下の様になります。

 

イメージです。

カラー剤やブリーチやパーマ剤の過剰なアルカリ等により、キューティクルが剥がれて髪の毛の内部にダメージホールが出来上がります。

ハイトーンカラーやブリーチでダメージした髪の毛って、濡れると フニャッ、テロン としませんか?

おまけに乾きにくい。乾かすのに時間がかかりもう大変!

この状態の毛髪を 親水毛 と言います!

水と仲良しの毛髪(悪い意味で)はなかなか乾かないくせに、乾いてしまうとパサパサ。

この原因は上の図のダメージホールにあります(怒)。

水っていうのは メッチャ足が早い ので、誰よりも早くダメージホールにダッシュで駆け込めます!もう、本当に速い!

じゃあどうする?

そこで登場!!

 

【疎水物】です!!

 

疎水物っていうのはタンパク質とすごくラブラブで、タンパク質を見つけると、ピッタリとくっ付きます!!(髪の毛はタンパク質でできてる)

赤い丸が疎水物。 もうピッタリ!

これで傷口(ダメージホール)が塞がりました。まずは一安心。

 

疎水物であるセラックちゃんやタンニン君はアルカリ性で溶けて、酸性で固まる!という特性があります。

その特性を利用し、疏水トリートメント前はアルカリ処理してから、更に色々処理してから、疏水物を流し込みpHを酸性にかたむかせてダメージホールを塞ぎます!

その際、色んなケラチン、コラーゲン、レブリン酸、脂質などなど、一緒に髪にくっつけます。

髪の毛は人間の体と違って、消化、吸収器官がありません。。

なので疏水物はタンパク質と仲良し! や、アニオン、カチオンのコンプレックス等を使ってしっかり毛髪内部、外部に必要なモノをできるだけ定着させます。

 

すると、毛髪の凹凸が減り(凹凸をキレイになくすには縮毛矯正です!)ダメージホールに水が入れなくなるので乾くのが早くなるし、手触り良くなるし、ハリ、コシまで取り戻します!!

良いこと尽くし!!

 

ちなみに、美容室で「髪の毛に栄養入れときますね〜」って言われたはずなのに、家に帰るとなんだか、、、

これは上記の事が上手く働かせられなかった結果だと思います!

トリートメントには技術と知識がとっても必要なんです。

 長くなってしまい申し訳ありませんでした。

 

ps 自分での体感ですが、3熱トリートメント(酸熱トリートメント)はさらにこの上を行きます!!

ケミカル万歳!!

 

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